Travel Alberta / John Price
冬の自然アクティビティ
WINTER ACTIVITIES
冬のワンダーランド
アルバータ州では、幻想的な冬のワンダーランドが輝き始めます。驚くほどたくさんのアウトドア型アクティビティがあり、気分爽快なアドベンチャーはきっといつまでも思い出に残るはずです。
©Travel Alberta / Mike Seehagel
ルイーズ湖でスケート
カナディアン・ロッキーに囲まれて、氷の張った湖でスケートを体験したことがありますか。絵葉書から抜け出てきたような光景が目の前に広がります。ルイーズ湖でのスケートは、アルバータ州の冬になくてはらない一種の〝通過儀礼〟。ほかにもたくさんの冬のアクティビティが待っています。スケートは、天候にもよりますが、原則として12月中旬から4月中旬まで楽しめます。氷上は毎日整備されているため、理想的なコンディションでスケートの腕を磨くことができます。さらに、夜間はライトアップされるため、ムードたっぷりのナイトスケートも堪能できます。
©Paddy Pallin
カナディアン・ロッキーでスノーシュー
すがすがしい冬の日に、スノーシューを装着してパウダースノーの上をトレッキング。これも昔から変わらないカナダならではの遊びとして人気があります。スノーシューを履いていれば、気軽に外出しやすく、新鮮な空気を味わうことができます。バンフ・アドベンチャーズでは、スノーシュー・ツアーだけでも、初心者向けの遠足から、絶景体験を味わう上級者向けまで数種類のツアーを企画しています。冒険好きなら、ヘリコプターで山頂に移動して雪原を歩くヘリ・スノーシューイングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。空からの絶景と山頂散策を同時に楽しむことができます。
©Chris Amat
Kカントリーで犬ぞり体験
ゆったりと座って冬山の景色を楽しみたいというのんびり派におすすめしたいのが、犬ぞり体験です。通年型リゾートのカナナスキス・カントリー(愛称「Kカントリー」)では、「スノーイー・オウル犬ぞりツアー」が催行されています。地元の人々によれば、思い出づくりにぴったりだそうです。ツアーでは、大人気のイヌたちが待っています。スノーイー・オウルの犬ぞりは、2019年のディズニー映画『トーゴー』を始め、これまでに数本の作品でスポットライトを浴びています。
©Banff & Lake Louise Tourism / Paul Zizka
馬ぞり体験
懐かしさと気品を感じさせるのが、馬ぞり体験です。快適なそりに乗って雪の中を疾走する馬ぞりは、2人乗りのほか、グループ向けの大型そりもあります。もっと中身の濃いツアーをお探しですか。実は、アルバータ州の特定のスポットに限定せず、もっと広い範囲を走り回るアクティビティがあるのです。バンフ国立公園では、ワーナー・ステーブルズの乗馬体験バンフ・トレイル・ライダーズやブリュースター・アドベンチャーズのルイーズ湖での乗馬体験が楽しめます。カナナスキス・カントリーでは、バウンダリー・ランチが、そりと馬車を組み合わせて森の中のトレイルを走しながら絶景を楽しむツアーを催行しています。アルバータ州中部では、ヘリテージ・ランチもぜひ訪れたいスポットです。
©Banff & Lake Louise Tourism / Paul Zizka
ジョンストン渓谷でアイスウォーク
バンフ国立公園で最も愛されている冬のアクティビティの1つ。冬に結氷した渓谷の谷底を実際に歩くことができます。夏には撮影スポットとして大人気ですが、冬に歩き回る谷底はさながら別世界です。ガイド付きジョンストン・キャニオン・ハイキングでは、渓谷の壁に作られた鉄のキャットウォークを通り、凍ったジョンストン渓谷の象徴であるアッパー・フォールズまで行き、そこから眼下に広がる渓谷の素晴らしい景色を眺めることができます。
©Travel Alberta / Victor Aerden
アブラハム湖でアイスバブルを観察
インスタグラムで人気を集めるアブラハム湖のアイスバブル。でも、やはり本物を実際に体験することに優るものはありません。アイスバブルが観察できるベストシーズンは12月から3月です。ノーデッグ・アドベンチャーズでは、この不思議な自然現象をたっぷり堪能できる最高のスポットに案内します。ガイド付きのツアーなので、靴底に装着する滑り止めのアイゼンも用意してもらえます。何よりも大切なのは安全です。ホームメードのホットチョコレート、マシュマロ、グラハムクラッカーも振る舞われます。
©Banff Lake Louise Tourism / Noel Hendrickson
バンフ・ゴンドラで空中散歩
バンフ・ゴンドラは年間を通じて外せないアトラクションの1つ。特に冬は幻想的な景色が楽しめるとあって大人気です。周囲を見渡せば、まるで等身大のスノードームのような世界が目の前に広がります。サルファーマウンテン頂上からの眺めだけでも、ゴンドラに乗る価値があります。絶景を心ゆくまで写真に収めたら、ボードウォークを散策します。さらに、見事な景色を眺めながらおいしい食事を堪能するなら、スカイ・ビストロへ。地元産食材を生かした料理には、標高2,255メートルから一望する山の景色がよく似合います。